SNMP(Simple Network Management Protocol)

■SNMPって何?

 ・TCP/IPの環境で利用されるプロトコル

 ・構成機器や障害時の情報収集を行うために使用されるネットワーク管理プロトコル

 ・ネットワーク上に存在する管理対象の機器(エージェント)と、その管理を司る機器

  (マネージャ)との間で、管理情報をやり取りするためのプロトコル

 ・通信にはUDPを用いる

 ・SNMP Ver.2では、ネットワーク管理自体のトラフィックを軽減するコマンドやエラー

  の報告機能、優れた分散管理機能などが追加された

 ・SNMP Ver.2では、特に大規模なネットワーク監視や運用管理に有効なものとなっている

 ・SNMPでは、管理対象のサーバや通信機器が、自分の状態を外部に知らせるため、MIB

  (Management Information Base)と言う標準規格に基づいて管理情報を保持している


■マネージャとエージェント間のメッセージタイプ

 ・get-request : 情報要求(マネージャからエージェントへの要求)

 ・get-response : 情報要求応答(エージェントからマネージャへの応答)

 ・get-next-request:情報要求(マネージャからエージェントへの前回の要求の次の要求)

 ・set-request : 設定要求(マネージャからエージェントへの設定要求)

 ・trap : イベント通知(異常通知を要する事象の発生などをエージェントからマネー

  ジャへ通知)



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