■crunchって何?
・辞書ファイルを生成するためのソフトウェア
・UNIXで動作する
・CUIで操作するためTerminalで実行する
・時々、パスワード辞書攻撃に使用
■crunchの書式
# crunch <min-len><max-len> [ <charset string> ] [ options ]
・<min-len> : 最小の桁数を指定
・<max-len> : 最大の桁数を指定
■crunchのオプション( crunch version 3.6)
・ -b <number> [ type ] : 指定した容量で出力ファイルを分ける
※numberとtypeの間には、スペースを入れてはいけない
例 >> 「20Mバイトごとに出力ファイルを分ける」
⇒ aaaa-gvfed.txt 20Mバイト
⇒ gvfee-ombqy.txt 20Mバイト
⇒ ombqz-wcydt.txt 20Mバイト
⇒ wcydu-zzzzz.txt 11Mバイト
・ -c < 行数 > : 出力するファイルの行数を指定する
※ -c オプションを使用する場合は「 -o START 」を使用する
例 >> 「60行ごとに出力ファイルを分ける」
⇒ a-bh.txt ~ wc-yj.txt 各60行
⇒ yk-zz.txt 42行
・ -d < number >< ワイルドカードのシンボル > : 重複する文字の数を制限
例 >> 「小文字で重複する文字を2文字までとする」
⇒ 各文字例で重複する小文字が2個までに制限されている
・ -e < 文字列 > : 指定した文字列を出力した時点でcrunch終了
例 >> 「文字列 bbb を出力した時点で終了させる」
・ -f < 文字セットのファイルのパス >< 文字セット名 > : 文字セットを含む
ファイルと文字セット名を指定する
例 >> 「ターゲットが5桁の英字のみのパスワードを使用しており、それに対応する辞書フ
ァイルを生成する」
※今回は、Kali LinuxにインストールされているRainbowCrackを使用する
※ファイルの場所は " /usr/share/rainbowcrack/charset.txt
※charset.txt ファイルには、アルファベットの小文字と大文字だけを含む文字セット
"mixalpha" が存在する
・ -f オプションでこのファイルと文字セットを指定
・ -o オプションでroot以下dicディレクトリにalphawordlist.txtという辞書ファイルを生成
続く…
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